【PowerShell】Selenium-Module リファレンス

 PowerShellでSeleniumを利用しようとした場合、C#(.NET)用に用意されているdllファイルを利用することになります。現在、PowerShellでSeleniumを利用する人が少なく、あまり使用例が無いため、自分用のリファレンスを作ってしまえ!と思い、このページを用意しました。自分用と言いつつ、なるべく分かり易い解説を心掛けたいと思っています。

 PowerShellでSeleniumを利用するに当たって、ある程度簡易的にSeleniumを利用できる様に専用のモジュールがGitHubに用意されています。いきなりPowerShellでSeleniumを扱うより、Seleniumを-Moduleを利用した方が簡単にPowerShellでSleniumを利用することができます。環境構築するには、以下ページを参照してみてください。

 このページでは、PowerShellのSelenium-Moduleで利用できる関数一覧をこのページで紹介します。また、SeleniumBasicインストールフォルダ内にある使用例の解説もこらからモジュール毎に解説していきます。Function項目にリンクが貼られている箇所は解説用ページが用意できています。注意点としては、各クラスの動作確認はChromeDriverで確認しています。その他ブラウザでは動作確認しておりません。

目次

Selenium-Module 関数一覧

FunctionAlias解説
Start-SeChromeSeChromeChromeブラウザの起動
Start-SeEdgeMSEdge, LegacyEdge旧Edgeブラウザの起動
Start-SeNewEdgeNewEdge, CrEdge新Edgeブラウザの起動
Start-SeFirefoxSeFirefoxFirefoxブラウザの起動
Start-SeInternetExplorerSeIEInternet Explorerブラウザの起動
Start-SeRemoteリモートブラウザの起動
Stop-SeDriverSeCloseドライバーを終了
Invoke-SeClickクリック操作
Send-SeClickSeClickクリック操作(引数多)
Get-SeCookieCookie情報の取得
Remove-SeCookieCookie情報の破棄
Set-SeCookieCookie情報の追加
Get-SeElementFind-SeElement, SeElementWeb要素の取得
Get-SeElementAttributeWeb要素属性値の取得
Get-SeElementCssValueCssプロパティ値の取得
Get-SeSelectionOptionSeSelection選択のオプション
Get-SeKeys特殊キーの一覧取得
Send-SeKeys文字列の送信
Save-SeScreenshotスクリーンショットの保存
New-SeScreenshotSeScreenshotスクリーンショットを取得と保存
Invoke-SeScreenshotスクリーンショットの取得
Open-SeUrlSeNavigate, Enter-SeUrlブラウザ操作(戻る、進む等)
Get-SeWindowウィンドウの取得
Switch-SeWindowウィンドウの移動
Switch-SeFrameSeFrameフレームの移動
Clear-SeAlertSeAccept, Dismissダイアログボックスの操作
SeOpen試験的なブラウザ起動の確認
SeType文字列入力と確定
SeShouldHaveコードチェック
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