SeleniumBasicでクリップボードの利用  usage_clipboard

リファレンス

 usage_clipboardでは、指定の文字列をクリップボードにコピーし、ブラウザ上のインプットボックスにペーストする方法を紹介しています。

  • 利用目的は業務効率化です。(テスト自動化ではありません)
  • ブラウザはGoogleChromeが対象です。(EdgeやFirefoxは対象外)
  • 原文のVBAでは現在エラー発生する場合が多いため、修正を加えてます。
Examples.xlsmの保存場所(ここをクリック)

 Examples.xlsmが保存されている場所は、SeleniumBasicがインストールされているサブフォルダ内になります。SeleniumBasicのインストール完了時に保存フォルダを確認することができます。ただ、大体以下フォルダのどちらかにファイル保存されています。

  • C:\Program Files\Seleniumbasic\Examples\Excel
  • shell:Local AppData\SeleniumBasic\Examples\Excel

 今回の例は、Googleホームページの検索ボックスに"いろはにほへと"と入力します。

Option Explicit
Private Sub Usage_ClipBoard()
    Dim Keys As New Selenium.Keys
    Dim driver As New Selenium.ChromeDriver
    driver.Get "https://google.co.jp"
    driver.SetClipBoard "いろはにほへと"
    driver.FindElementByName("q").SendKeys Keys.Control, "v"
    Debug.Assert 0  '=Debug.Assert False
    driver.Quit
End Sub

6行目:クリップボードに"いろはにほへと"をコピー
7行目:Googleホームページの検索ボックス要素を取得し、Ctrl+v(ペースト)を実行。
8行目:Debug.Assert Flase(=0)でStopして状態確認。

7行目でキーボードのCtrlを押しながら、vを入力する動作をしています。
結構多シーンで利用できるキーボード操作です。
単純に文字列を検索ボックスに入力したい場合は、以下の様に入力しても構いません。
driver.FindElementByName("q").SendKeys "いろはにほへと"

以下が実行後の状態です。

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この記事を書いた人

VBAを中心とした自動化、効率化の手法を紹介しています。現在は、SeleniumBasicのexamplesを紹介しています。その内、SeleniumBasic以外の手法も掲載したいと思っております。

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